人・組織

人を育てることが難しい理由

「企業は人なり」と言う経営者はおおい 「企業は人なり」 この言葉を好んで口にする経営者がたくさんいます。 企業や事業は、間違いなく人で決まることに異論はありません。 どんなサービスも製品も、あるいは経営基盤も、それをつくるのは人であり、それ...
人・組織

企業組織の高い均質性がもたらす危険性と多様性が必要な理由

生存戦略上「群れ」ても「似たもの同士」にならないことが重要 人間は社会的生き物ですから本質的に群れるのが好きです。 それは、一人でいるよりも集団でいた方が生存戦略上有利に働くという知恵がDNAに刷り込まれているからでしょう。 人が群れる場合...
経済・社会・政治

経済を考えるときに重要な「貧困」と「貧乏」の違い知る

「貧困」と「貧乏」の違いを新たに定義する 「格差社会ではなく国民総貧乏化が進む日本」において、ピケティは資本主義先進国では格差が拡大して「貧困」が問題になっているが、日本の場合は、高所得者の割合は増えない一方で、中間層が解体されて低所得層に...
経営脳のトレーニング

ゼロサムゲーム環境で真価が問われる経営手腕

戦後37年間で50倍に急拡大した日本経済 資産運用の世界ではα(アルファ)値とβ(ベータ)値という言葉が使われます 厳密な定義はこの場では必要ないので簡単に言うと、βとは市場全体のリターンを表す言葉で、αとは個別銘柄のリターンとなります。α...
競争優位・差別化

「負けない」ではなく「勝つ」を考えなければ出来ない差別化

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」 プロ野球の名監督とし活躍された故野村克也氏は、数多くの名語録を残したことでも有名です。その代表が『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』という言葉です。 この言葉は、肥後国平戸藩第...
経済・社会・政治

格差社会ではなく国民総貧乏化が進む日本

トマ・ピケティ著『21世紀の資本』が世界的に大ヒット中 2014年にフランスの経済学者トマ・ピケティ氏の『21世紀の資本』が日本でも大ヒットし、発売されて1カ月で8刷13万部を記録しました。定価5940円(税込)、728ページ、 厚さ約4セ...